ちょっとドライブがてらに日帰り観光を楽しんでみませんか?
ラインブリュッケ・スタッフがフラフラっと訪れたデュッセルドルフ近郊の見どころをご紹介します。(2004)

【目次】
エッセン−ツォルフェライン(Zollverein)訪問記
Lipper Land
FritzlarとEder川周辺
ラーン渓谷の町 WetzlarとBraunfels
エッセン Baldeneysee
Soest、Möhnesee
Paderborn  
Essen-Kettwig
Ratingen 散策
Schloss Dyckのりんご



エッセン−ツォルフェライン(Zollverein)訪問記

ルール工業地帯の中心地の一つエッセンの炭鉱跡ツォルヴェラインを訪問しました。皆さんも学校の地理の時間で一度はルール工業地帯のことを勉強したことがあると思いますが、ルール工業地帯とはNordrhein Westfalen(NRW)州のルール川に沿って開けた地方で、ドイツ北西部に位置しています。今回訪ねたエッセンはデュッセルドルフより車で30分ぐらいの所で、人口は約58万人、ルール工業地帯の中心地として栄えてきました。

 

 


炭鉱の歴史
845年ごろ現在のエッセン市の中心に司教Hildesheimにより女子修道院が設立され、時を同じくして農耕を中心とした産業が発達し始めました。1450年に石炭が発掘されるようになってから町は急速に発展し、16世紀の終わりには多くの鉱山が開かれ、エッセンでは特に武器産業が栄えるようになりました。その背景にはクルップ一族とエッセンとの深い結びつきがあります。1811年にはフリードリッヒ・クルップがエッセンにドイツ最初の鉄鋼工場を設立してから、エッセンの武器産業は第二次大戦が終結するまでさらに繁栄を続け、それに伴いエッセンの人口も増え続けました。現在では武器は作られていませんが、クルップ、RWEなどの重工業は今もエッセンの主要な企業として重要な地位を占めています。

世界遺産−ツォルフェライン(Zollverein)
エッセンで2001年に世界文化遺産に登録されたのがツォルフェライン炭鉱業遺産群(Zollverein Coal Mine Industrial Complex)です。この施設での炭鉱業は1847年に開始され、採掘は1851年から1986年12月23日まで行なわれました。ツォルフェラインはフランツ・ハニエルによって設立されたのですが、彼はエッセン郊外に膨大な石炭層が眠っていることを発見し、1834年に結成されたドイツ関税同盟(Zollverein)にちなんでその名前をつけたのです。ハニエルは次々と採掘抗を開いていきましたが、中でも1937年に建造された第12採掘坑はバウハウス主義の造形原理が生かされた建築上からも技術上からも傑作といえるもので「世界で最も美しい炭鉱」という評価を受けています。一時は6900人の労働者と360万トンの採掘量を誇り、第二次大戦も生き延びたツォルフェラインですが、徐々に採掘量も減っていき、ついに1986年に閉山となりました。しかし、NRW州はこの跡地を買い取り、記念として残すことに決め、1998年にはエッセンとNRW州がこの遺産群の保存とその偉業を後世に伝えるためツォルフェライン財団を設立しました。現在は建物の一部がコンサートホールや画廊、レストランに使われているほか、設備や機械、当時の発掘の様子などを説明するガイドツアーも常時行われています。

私たちが参加したガイドツアー(ドイツ語)はまず敷地内の建物と建物の屋上から見たルール工業地帯の説明から始まりました。広い敷地は炭鉱とコークス工場の2つに分かれていて緑も沢山あり非常に美しく管理されています。炭鉱の最盛期にはエッセンだけでなく周辺の炭鉱都市、ボッフム、デュイスブルク、ドルトムントなども労働者が不足し、各国から炭鉱労働者を呼びよせたそうです。日本からも炭鉱で働くために多くの若者が渡独し、中にはそのまま住み着いた人も多く、デュッセルドルフを中心としたライン地方の第一世代の日本人となりました。
また炭鉱内で、石炭がどのように発掘、選別、運搬されていったか実際に機械を見ながら詳しく解説されます。中でも印象に残ったのは、機械は非常に貴重だったので温度管理もきちんとされ大切に扱われていたが、人間(炭鉱労働者と家族)は夏暑く、冬寒い熾烈な環境の住宅を与えられていたということでした。また最初のうちはガスが充満してもそれを測定する装置もなくカナリアを地下の炭鉱に連れて行って、カナリアが元気で鳴いているうちは大丈夫と判断していたそうです。当時はまだ働く人の権利など保障されていなかったのですね。炭鉱労働はほんとうに過酷だったようですが、炭鉱とそれに伴う重工業の発達に伴うかつてのエッセンとルール工業地帯の繁栄がうかがえました。現在でもルール工業地帯の他の炭鉱では採掘が行われていますが、外国産の安価な石炭に押されて需要が減る中で公的資金を投入することに批判が強まっており、ドイツ政府は2018年までに石炭産業に対する補助金の廃止を検討しているそうです。これによりドイツの経済成長を支えてきた石炭採掘の800年の歴史に完全に幕を下ろす公算が大きいと見られています。
今回参加したガイドツアーはドイツ語でしたが、子供のいるファミリー向けということで比較的簡単な言葉を使ってゆっくり説明してくれました。

 

Lipper Land 

ライン川に流れるLippe川その上流が牧歌的な風景の広がるLipper Landです。
この先のHannover近くのHildesheimやCelleは大型の彫刻を施した木骨建築でとても有名ですが、それほど距離の離れていないLipper Landの町の建築にもたくさんも美しい彫刻のある木骨建築を見ることができます。

Lemgo
かつてのハンザ同盟都市のひとつLemgoには15から16世紀に富を得たブルジョワ屋敷を多く見ることができます。それらの彫刻を施したファサードや哲学者の立像が並ぶ市庁舎などかつての繁栄が今でも見ることができます。


Lipper Landの風景

またLemgoにはユニークなJunkerhausがあります。
Karl JunkerはLemgo出身の芸術家(1850-1912)で家具職見習いの後ミュンヘンの芸大で絵を学びます。イタリア旅行の後故郷Lemgo に戻った彼は1889年から木骨組の自宅建築を始めます。2年で建物をその後内装にとりかかり壁画や彫刻、台所や暖房の機器類も自作します。家がひとつの芸術作品として完成しています。生涯にわたって独身だったものの彼の理想の家には夫婦の寝室や子供のゆりかごもあり、少し悲しくもあります。閑静な住宅地に立つJunkerhausは奇抜ながら周りの家と調和しています。
Lemgoから南東に20kmのSchwalenbergまで途中Blomberg、Schederなど静かな歴史のある小さな町が続きドライブを楽しめます。


ユニークなJunkerhaus

Lemgo情報:www.lemgo.de

<Museum Junkerhaus>
場所:Hamelner Str.36 32657 Lemgo
開館:4月1日から10月31日10−17時(火曜から日曜)、
    11月1日から3月31日11−15時(火曜から日曜)
情報:www.junkerhaus.de
周辺情報:www.schieder-schwalenberg.de

 


Junkerhaus内部



FritzlarとEder川周辺

Kasselの南に位置するFritzlarは1300年の歴史が凝縮された小さな町です。またMärchen-Straße(メルヘン街道)Fachwerk-Straße(木骨組みの家街道)の街のひとつでもあるFritzlarはその整備のよさ、保存のよさも抜群です。ほぼ完璧に残ったStadtmauer(街の壁)は一部2重の堅牢なものです。決して大きくはありませんが片道車で約3時間でデュッセルドルフとは一味違うドイツを発見できでしょう。


Marktplatz

Marktplatzは色とりどりの木骨組み切妻建築が残っています。古いもので15世紀。広場には市民の自由と独立を象徴するローランド像が立っています。少し離れた広場の市庁舎にはSchutzheilige(守護聖人)聖マルチンのレリーフがあります。市庁舎前のDomは教会建築としては珍しく一部が木骨組みが組み込まれたもので地下Kryptaや宝物庫は見る価値があります。


谷を流れる小川Eder川


Ursulinenkloster(ウルスラ会修道院)


木骨組みを取り入れたDom

WaldeckとEdersee
Fritzlarから車で西へ15分Eder川はドイツで3番目に27kmの長さの大きなダムになります。建設に当たっていくつかの村が湖面となり約千人が立ち退きをしました。現在はウオータースポーツを楽しむため多くの人々が夏場訪れます。Ederseeのそばの岩山の上にはSchloss Waldeckがあります。見晴らしの良い城のテラスからはEderseeが一望できます。また城内にはレストラン、カフェ、博物館もあります。Waldeckと下のダムとロープ・ウエイでつながっています。



ラーン渓谷Lahntalのロマンチックな町 WetzlarとBraunfels

デュッセルドルフから南へ車で約2.5時間のライン川の支流ラーン川沿い地方は、くねくねと蛇行する川に沿ってロマンチックな街や城が点在し、傾斜のある風景とマッチしてとても趣のあるドライブコースです。その中でお勧めの街WetzlarとBraunfelsを紹介します。

Wetzlar
19世紀初めまでReichskammergericht(神聖ローマ帝国の裁判所)が置かれていたWetzlarはゲーテゆかりの地としても有名です。アルトシュタットはとても静かでドームを中心に木骨組みの家(一番古いもので1356年)が多く見られます。かつてフランクフルトとケルンの間で人々の行き来が盛んだったことが伺えます。馴染みのない名前ですがドイツ人には人気の場所です。Lahn川をカヌーで下ったり、サイクリングなどアクティブに過ごす家族連れから観光バスで訪れる年配のグループまで夏場はたくさんの人が訪れます。Stadtmauer(街を囲む城壁)沿いのAlte Lahnbrückeからの眺めが特によいです。

Tourist-Info: Domplatz8   www.waetzlar.de


アルトシュタット

・Lottehaus
ゲーテの》Die Leiden des jungen Werthers《(「若きヴェルテルの悩み」)女主人公Charlotte Buff(シャルルロッテ・ブッフ)が1753年生まれた家で蔦の絡んだ建物では当時の暮らしぶりやゲーテゆかりの品々を見ることが出来ます。また少し離れた場所には1772年ゲーテが一時期暮らした建物があります。法律研修生としてReichskammergericht(神聖ローマ帝国の裁判所)に在籍していました。
INFO:
Lottehaus
Lottestrasse8-10
開館時間:火-日 10:00-13:00、14:00-17:00


Lottehaus

・Dom
12世紀のロマネスク様式のファサード北塔のほか14世紀の作のピエタ(嘆きの聖母)や同じく14世紀の東方の三賢人のゴシック様式のフレスコ画などは必見。また14世紀に建築途中で断念されたファサードも珍しいです。

Braunfels

Wetzlarから川沿いにLimburg方向へ約15km、丘の上にこれぞドイツの城と言わんばかりにとんがった尖塔をもつSchloß(城)が見えてきます。遠くからの眺めの美しさでは有名です。丘の斜面はBraunfelsのアルトシュタットです。木骨組みの建物の多くはホテルやカフェ、レストランで城のガイドツアーの後はアルトシュタットで一休みをお勧めします。

・Schloß Braunfels
700年以上の歴史を持つこの城は初めはBurgとして、やがてSchloßとして幾たびも改築を繰り返し現在の美しいシルエットとなりました。


アルトシュタット

Graf von Solms-Braunfels(伯爵ゾォルムス・ブラウンフェルツ家)は後にFuers zu Solms-Braunfels(侯爵)となりオランダ王室をはじめイギリス王室とも深い関係が有ります。イギリスウイルヘルム王(Wilhelm)の祖母でオランダ王室の祖Amalie von Oranienはこの侯爵家出身の女性です。Amalieという名前は今でもオランダ王室の王女に名づけられます。この家系の末裔はGraf Hans Georg von Oppersdorff Solm-Braunfelsフランクフルトに住んでいます。
城内部見学は約1時間のガイドツアーのみです。古い時代の建築では1246年のRittersaal(騎士の間)、新しいものは1885年のTreppenhaus(階段の間)と城の長い歴史と様式の歴史を見ることが出来ます。


Schloß Braunfels

 

エッセン Baldeneysee(バルデナイ ダム)


デュッセルドルフ近郊のエッセンはルール工業地帯の1都市として有名ですが、すでに石炭採掘の時代は終わり今は自然豊かな歴史地区となっています。エッセンはNRW州のKulturhauptstadt(文化首都)にも選ばれました。
エッセンの南を流れるRuhr川沿いはライン川沿いの平らな地形と異なり起伏に富んだ丘の多いエリアです。この高低差を利用し水力発電用や飲料水用としていくつものダムが形成されています。 Baldeneyseeもそのひとつです。ダム周辺は大変よく整備されており、ヨットやカヤックなどウォータースポーツを楽しむ人で夏はとても賑わいます。
2年に一度、秋に大きな展覧会が開かれるクルップ財閥の館Villa Hügelもこのダムのそばにあります(特別展以外にもヴィラ内見学や工業博物館は常設)し、かつての炭鉱Zeche Carl Funkeの跡のInndustriedenkmal(保存建築物)がダムのそばに建っているのもエッセンのならではです。また炭鉱の輸送用に建設されたミニ鉄道Hespertalbahnも今は観光SLを走らせ子供に人気です。お天気の良い日には水辺のカフェでティータイム、観光船で周遊、Villa Huegelで芸術鑑賞と贅沢な時間を過ごせます。













 

 

Info Hespertalbahn www.hespertalbahn.de
カヌー教室 www.kanuschule.de
観光船 www.flotte-essen.de 

 

<Tibet展 Villa Hügel >
チベットの寺院の宝物殿、LhasaのTibet-Museumなどから約150の仏像、経典、祭器が展示されています。8世紀から12世紀にかけてインドから伝わり発展したチベット仏教の世界観、"Norbulingka"と呼ばれるダライ・ラマの夏の宮殿、チベットの医学などが紹介されています。

Info 期間: 11月26日まで
時間: 10時-19時  10時-21時(火曜、金曜)
チケット: 大人 7.5ユーロ  家族チケッ15ユーロ

www.villahuegel.de

 

 

 

Soestゾースト

デュッセルドルフから西へカッセル方面へ車で1時間半ほど行くと、緑豊かなヴェストファーレン平野にでます。風力発電用プロペラが多く立てられたこのあたり、緑のじゅうたん、春には菜の花の黄色のじゅうたんが広がります。そのなかにStadtmauer(街を囲む壁)に囲まれこじんまりとまとまったゾーストの街が見えてきます。

街の中での散策にはツーリストインフォメーションでもらえる地図もしくは観光案内説明の立て札に沿って見学することをお勧めします。見所を逃さず見ることが出来ます。ツーリストインフォメーションのある木骨組みの建物はもともと街の水車小屋でした。街にはきれいな水の流れる水路がたくさん今でも残っています。
歩いて目に付くのが装飾を施した木骨組みの家の多さ、また教会、チャペルの多さとその石の独特の色合いです。そして街を囲む壁は高さが10mもあり壁の上はとても気持ちの良い散歩道です。ゆっくり街を歩いても2時間くらいです。


市庁舎裏広場

ゾーストは中世の頃は商業、工芸産業で栄え人の集まる賑わった街でした。このことは特産物からも伺うことが出来ます。今ではドイツ中で食べられるどっしりとした重みのある黒いパンPumpernickelはもともとこの街のライ麦パンで、24時間かけてゆっくり焼き上げられ他者です。Wiedsenkirche(ヴィーゼ教会)には1500年頃の「最後の晩餐」のステンドグラスがあり、Pumpernickelとゾーストのビール、豚の頭とハムが描かれています。ツーリストインフォメーションでは"Westfälisches Abendmahl zum Mitnehmen"(「 ヴェストファーレン地方の最後の晩餐」にちなんだPumpernickel、ハム、ビールのセット)を販売しています。また麻布に青色の天然染料でスタンプを押し、模様をつけたSoester Blaudruckはとても有名です。ベットカバーやクッションカバー、室内インテリアに利用されドイツを代表する工芸品の一つでハノーファー万博でも紹介されました。
Pumpernickelのパンについての詳細は「特集 ドイツのパン」をご覧下さい。

ツーリストインフォメーション
住所 Teichsmuehlengasse3 59494Soest
月-金 9:30-16:30
10:00-15:00(日11:00-13:00ただし4月から10月)
www.soest.de

 

Moenesee

ゾーストから国道229号線を南方向に車で15分走ると夏場は家族連れで賑わうMoeheseeがあります。既に山地Sauerlandの入り口にあたり地形は起伏に富んでいます。ヨットやウインドサーフィンなどウオータースポーツを楽しむ姿を見ることが出来るほか、大型観光船に乗れば水の上から景色を楽しむことも出来ます。ダム近くには素敵なレストランもあります。ほとんど外国人観光客には知られていない場所ですが夏の太陽の照る日にはたくさんのドイツ人があつまる隠れ家的リゾートエリアです。

ツーリストインフォメーション www.moehnesee.de
観光船 www.moehneseeschifffahrt.de

 


Moenesees側のレストランより


Paderborn

NRWの北東にはTeutoburger Waldという自然公園地区が広がっています。
この辺りの市町村では、豊かな自然だけでなく、ヴェストファーレン風の風車や伝統的な木組みの家、ゲルマン風農家なども見うけられます。
この地域にはなかなか足を伸ばせないのでいましたが、お天気の良い週末に、この地域でも大きな街であるPaderbornへドライブに行ってきました。
Paderbornは1200年以上もの歴史を持つ古い町である一方、大学都市でもあるため、古さと新しさ(若さ)、中世とハイテクが調和しながら共存する興味深い街となっています。
ハイライトは777年にカール大帝がフランク王国の帝国議会を開いたという皇帝居城の遺跡と、荘厳なDomです。「アダムとイブの家」という美しい木組みの家や市庁舎、美術館等も見逃せません。
見所は街の中心に集まっており、散策ガイドに沿っても1時間半〜2時間で見て周ることができます。街の中心はほとんどが歩行者天国ですし、Kaufhofをふくめショッピングストリートもありますので、お買い物も楽しめます。

4kmほど離れたところにはSchloss Neuhausと庭園がありますし、Waldまで足を延ばせばExterstein(エクスター岩)などの自然名所もあります。 週末に一泊滞在して、ゆっくりと自然とカルチャーを楽しめる場所だと思いました。

デュッセルドルフからの行き方:A44をKassel方面へ、A33に乗り換えてPaderborn−Sennelagerで下りる。Zentrumへ。

詳しい情報は市のHPをご覧下さい。www.paderborn.de


Dom


市庁舎


Essen-Kettwig

春の日差しに誘われてのEssen-Kettwig への半日遠足です。町のホームページには、1日で回る散策コースが載っていますが、思いついてお昼前に出かけた私達は、Scholoss Hugenpoet と Schloss Landberg の周りを散歩、車で Ruine Kattenturm まで移動、ここからRuhr川沿いを一時間ほど歩くという怠惰な遠足でした。Scholoss Hugenpoet の歴史は778年までさかのぼるといわれていますが、1955年にホテルレストランに改築され、デュッセルドルフ空港から近い事もあって、来客の接待などに利用される事も多いようです。お城の庭には宿泊客しか入れませんが、その周りをたくさんの人が散歩していました。August-Thyssen-Strasseを隔てた反対側の小高いところにSchloss Landberg はひっそりとたっています。August-Thyssen-Strasseを歩くのが一番の近道ですが、Scholoss Hugenpoet をぐるりと回る散策路を歩いていく方が自然を楽しむことができるので、お勧めです。Scholoss Hugenpoet が水城であったのにたいし、Schloss Landberg は元砦。現在はThyssen Gruppeがここを所有していて、城は開放されていませんが、庭はきちんと整備されていて、城壁に沿って散歩できます。城を囲む森は大変起伏に富んでいて、山歩きの気分が味わえます。Ruhr川をはさんだ反対側に Kettwig の町があります。町の散策は次回に回し、今回は自然に触れようと川べりを歩きました。町がわに散歩道がきちんと整備されていて、対岸の自然を楽しみながら、歩く事ができます。水鳥も陽の光を浴び気持ちよさそうでした。

このコース、4月の声を聞くころは新緑に包まれ、また趣を変えるのではないかと思います。散歩コースにいかがですか?(M)

歴史などきちんと知りたい方、、散策コースを知りたい方はここへ。⇒ http://www.hvv-kettwig.de/


Schloss Landberg

Schloss Hugenpoet

 

Ratingen 散策

初夏から秋にかけては散歩をするには最高の季節ですね。そこで今回は隣町Ratingen(ラーティンゲン)の歴史巡りを紹介します。
Ratingenはこじんまりとした小さな街ですが、歴史のある家や城壁の一部が残っていたりとなかなか見ごたえのある所です。“Auf den Spuren der Stadtgeschichte(町の歴史を追って)”という冊子には20数ヶ所のポイントが紹介されていて、約半日でまわれるようになっています。実際にスタッフで歩いてみましたが、各名所・旧跡には簡単な解説もほどこされていてなかなか興味深いコースとなっていました。
教会前のマルクト広場には毎週火・木・土に生鮮食品や花などを売る市がたち、とてもにぎわいます。通りを行く人々の表情や活気のある市場の雰囲気、おしゃれでこじんまりした店が並ぶ商店街など、昔から今にいたるRatingen を知ることができます。


"Kornsturm"/ Wallstrasse
15世紀後半に建立されたもの。

"Cromford"/ Cromforder Allee
1783年に大陸で最初の機械による紡績工場として建てられた。

Wasserburg "Haus zum Haus"
現在は高級ドイツ料理のレストランになっている。

"Triusenturm" / Wehrgang
1474年に建てられてた城壁の一部

Marktplatzの市場
※ポイントを示した街の地図はRatingenのツーリストインフォメーションで手に入る他、市のホームページでもご覧になれます。
 

 

Schloss Dyck のりんご


収穫祭(das Erntedankfest)も終わり、秋の味覚がマルクトの店頭をにぎわせ始めました。
そこで今回は、産地直送のりんごを紹介します。
デュッセルドルフから車で約20分、ノイスの南西にあるScholoss Dyckでは敷地内でりんごの栽培と販売をしています。
品種は時期により違いがありますが、常に4〜5種類。価格はいずれも5kgで11DM。
ここのりんごは地元の人達にとても人気があり、週末などは、かなりにぎわっています。
りんごの他にも、自家製アップルジュース、じゃがいもなどが手に入ります。

〈販売時間〉
月曜日:14:00〜18:00
火〜土曜日:10:00〜18:00
日曜日:11:00〜18:00

城内の広大な庭園は、気持ちの良い散歩コース。
おやつ代わりにりんごを片手にそぞろ歩きもいいでしょう。
池にはたくさんの種類の鴨、白鳥がいて、チケット販売所で売っている餌ならあげていいことになっています。

入園料:大人 3.5DM
※城は現在、修復中

〈行き方〉
デュッセルドルフからA57( Koeln方面)→A46 (Heinsberg方面)、出口14番Grevenbroich-Kapellen で降りて、Korschenbroich方面へ、“Schloss Dyck”の案内板あり。



Schloss Dyck


Schloss Dyck のりんご
(品種はArlet)

 

 

 

                   (E)

 

Schloss Augustusburg und Falkenlust in Brühl

ユネスコ世界遺産に登録されているこの2つの城は、18世紀にケルンのクレメンス・アウグスト大司教兼選帝侯の命により狩猟用の館として建築されました。
当時流行のフランス・ロココ様式を取り入れてあり、内装はきらびやか。
庭園も池・噴水・花壇が幾何学的に配置されていて、いかにもフランス様式。
2つの城は多少離れていますが、庭つづきでつながっていて、ちょっとした散歩コースになっています。(E)

デュッセルドルフから車で行く場合・・・A57 Koeln方面→A1 Koblenz→A4 Olpe出口11番で降りて、B265をBruehl方面へ。街に入るとすぐ“Schloesser”の案内板あり。
またはA61Koblenz方面→A553 Koeln方面で出口4番を降りて、Bruehl方面。
(所要時間約1時間)


 Schloss Augustusburg  


Schloss Falkenlust