デュッセルドルフから西へカッセル方面へ車で1時間半ほど行くと、ヴェストファーレン平野にでます。SoestはStadtmauer(街を囲む壁)に囲まれこぢんまりとまとまった街です。
クリスマス WeihnachtenⅠ ※2001年作成 ドイツではこのキリスト教最大の行事、クリスマスをどのように祝うのか紹介します。 クリスマスにちなんだ暦 グッズ ごちそう・お菓子 クリスマスカード クリスマスにちなんだ暦 Advent(待降節または降臨節)  クリスマス前の4週間。家庭ではAdventskranzやAdventskalenderを飾り、街中にはクリスマス市がたちます。カードを書いた り、プレゼントを用意したりとクリスマスに向けての準備期間のようなものです。 12月6日 Der Heilige Nikolaus(聖ニコラス)  聖ニコラスは約1600年前にイタリアにいたとされる司祭で、ドイツの元祖サンタクロースとも言えます。白馬に乗って街中をまわ り、貧しい人々に食料を与えたり、病気の人たちを励ましました。その伝説が元になって、この日は子供たちが聖ニコラスからプレゼント をもらえる日になりました。いつも良い子にしている子供にしかプレゼントは配られないので、良い子の証として子供たちは自分の靴を きれいに磨き、扉の前に置いておきます。そうすると聖ニコラスがその中にプレゼントを入れてくれます。 12月24日夜~26日 Weihnachten(クリスマス)  ドイツ人にとってクリスマスは、家族で祝う大切な行事です。24日にはツリーを飾り、夜中に教会に行くのが慣わし。25日は家に いて正餐で祝います。この日は独立している子供たちも実家に戻り、家族だけでクリスマスを過ごします。親戚や友人を訪ねるのは 26日です。ツリーの飾りは1月6日のDie Heiligen drei Koenige まで続きます。 子供へのクリスマスプレゼントはサンタが持ってくる、という習慣はなく、プレゼントは家族間で交換し合います。 1月6日 Die Heiligen drei Koenige(公現の祝日)  ベツレヘムの厩で生まれたキリストが初めて公に姿を見せたといわれる日。 3人の王は、将来世の中を救うことになるキリスト誕生のお告げを受け、星の導きに従ってベツレヘムにやって来ました。そこで生まれ たばかりのJesusに会い、祝いの品々を献上しました。 現在は、子供たちが王様の格好をして家々を訪問し、玄関の扉に祝福の印を書いてまわります。これは神のご加護をあらわすものな ので、1年間消さずにおきます。   グッズ ・Adventskranz もみの小枝を冠型に丸く組み、その上に4本のろうそくをたてたもの。Advent の期 中、日曜日ごとに1本ずつろうそくに火を点け、クリスマス・イブには4本全てのろうそく 灯します。 このもみの冠はすでにろうそくがセットになって花屋などで売っていますが、最近ではも の小枝にこだわらず、大き目のお皿にろうそくを置いて、周りに花やドライフルーツを飾 たりと、独自にアレンジする人が増えました。 火事にはくれぐれもご注意を! ・Weihnachtsbaum(クリスマスツリー) 日本でも多くの家庭でツリーを飾りますが、この習慣の発祥地はアルザスおよび黒 森地方です。古い書物には、24日のクリスマスイブに教会前にリンゴとホスチアと ばれる聖餐式のパン(聖餅)を飾ったもみの木を立て、その回りで集まった人々 踊ったと記されています。この習慣はフランスのアルザス地方から他の地方へと広ま って いき、飾り方もどんどん変化していきました。 《Stiftung Warentest より》 ドイツでは毎年11月末から園芸店などで家庭用のクリスマスツリーが販売されま す。 早めに形の良いものを購入し、12月24日の午前中に室内に移して飾り付けを し、 翌年の1月6日までツリーに電球などを点して楽しみます。買ってきたツリーを出来 るだ け新鮮な状態に保つ秘訣は、屋外の乾いた場所(バルコニーなど)で保管する こと です。その際、切断面が乾燥していたら、もう一度、のこぎりで薄く切断し、水をい れた バケツに幹をいれ立てかけておきます。水の中に少量のグリセリン(Glyzerin)を かすとより新鮮に保つことが出来ます。 室内に設置する際には園芸店などで販売されているツリー用のスタンド (Baumständer)を用いると良いでしょう。スタンドの中に水差しの付いたもの 選ぶようにします。 クリスマスツリーはとても乾燥している上に、元々とても燃えやすい成分を含んでいるので、室内に置く際は、暖炉のそばに置かない、 ろうそくの火の位置に気をつける、など火事にならないよう充分な注意が必要です。水が入ったバケツを常にそばに置いておくよう心掛 けましょう。   ごちそう・お菓子 典型的なクリスマス料理は、にしんの酢漬けのサラダと、りんごとプラムの詰め物をしたがちょうのローストに赤キャベツ、じゃがいもで作っ ただんごをつけ合わせにしたものなどです。 クリスマス用のお菓子は日持ちのするシュトーレン、レープクーヘン、クッキーなどが主流です。 子供たちは母親のお菓子作りを手伝って、作り方を覚え、“我が家のレシピ”は代々受け継がれていきます。お菓子についての詳細は 特集記事「ドイツのお菓子」をご参照ください。   クリスマスカード ドイツでは誕生日を事前にお祝いする習慣はありませんが、クリスマスカードは早く着いても問題はありませんので1週間ぐらい前に着 くように出すとよいでしょう。 ここではクリスマスカードによく使われる文章を紹介します。 〈Duで呼んでいる相手〉 ・Frohe Weihnachten und alles Gute zum neuen Jahr ! メリークリスマス、よいお年を! ・Dir 〔und Deiner Familie〕wuensche ich alles Gute, viel Glueck und Gesundheit im neuen Jahr ! 健康で幸福な新年を! 〈Sieで呼んでいる相手〉 ・Ich wuensche Ihnen frohe Weihnachten und ein glueckliches neues Jahr ! 楽しいクリスマスと幸せな新年をお祈りします。 ・Zum neuen Jahr wuensche ich Ihnen 〔und Ihrer Familie〕alles Gute. 新年にあたり〔ご家族の皆様の〕ご健康をお祈りします。 クリスマス2 WeihnachtⅡ ※2002年作成 (2019年にリンク等を修正) クリスマスにまつわるあれこれを集めてみました。 ドイツ・クリスマス市の歴史 Krippe  クリスマス・スペシャル   おすすめクリスマス市     ドイツ・クリスマス市(Weihnachtsmarkt)の歴史   街ごとの特徴 かつてクリスマス市では、それぞれ土地の民芸品や特産物しか売ることができませんでした。今でもその街ごとに特徴が見られるのは、 その名残といえるでしょう。 例えばAachenでは“Aachener Printen”と呼ばれるレープクーヘンが有名ですし、エルツ山脈地方では手工業の木工製品がよく 知られています。Nürnbergはレープクーヘンと金の天使(Rauschgoldengel)。Dresdenはシュトレンといった具合です。 また昨今は、ユニークなアイデアでクリスマス市を味付けする街も増えてきました。 例えば、Schilitzには世界一大きなロウソク、Dortmundには世界一のツリー、Osnebrück は世界一のオルゴール、Dresden は世界一のピラミッドなどです。 ドイツではほとんどの街で毎年、最初のアドベントを迎えると同時にクリスマス市の時季がやってきます。 近年は観光の目玉ともなり、大きな街では毎年百万人単位の人々が世界中から訪れるようになりました。中でもStuttgart のクリ スマス市はヨーロッパ最大であり同時にヨーロッパ一美しいといわれています。 参考URL:http://www.deutscher-weihnachtszauber.com/ http://www.weihnachtsmarkt-deutschland.de/index.html デュッセルドルフ・クリスマス市写真集   Krippe 〈クリッペを見る〉 クリスマス クリッペ博物館 "Krippana"  年間を通してヨーロッパのクリスマス文化を観ることができるクリッペ博物館"Krippana" がアイフル地方ドイツ・ベルギー国境の町ロス ハイム(Losheim)にあります。今ここでは“Die krippe, eine Brücke zwischen Gott und Menschen"と題した特別展が 開かれており、いろいろな年代、様式のクリッペがヨーロッパ各地やアフリカから500点以上展示されています。 週末にはアルプホルンのコンサートも予定されています。  場所:Krippana in Ardenner Center  住所:Pruemerstr. 55 53940 Losheim  Tel: 06557-866  Info:https://www.arskrippana.net/en/ Sankt Maria in Lyskirchen, Köln  この教会のクリッペは設置に3日間を要するという大掛かりなもので、奥行き3メートル、幅9.5メートル、舞台装置の一部は高 さが3メートルもあります。ここに置かれる人形は約65cmです。毎年アドベント前の土曜日から、翌年2月2日まで見ることが 出来ます。 このクリッペの飾りのなかに砂袋がありますが、これは1993年に起こったライン河の洪水をあらわしたもので、当時ライン河は 10.64メートルもの水位となりました。 Clemens-Sels-Museum, Neuss  毎年この時期にクリスマスにちなんだ展示が行われるミュージアムです。 クリスマス・スペシャル クリスマスに向けてあちこちで催されるイベントをRBの独断でピックアップしてみました。 KD-Rheinschiffahrt クリスマス・スペシャル-ADVENT IN DÜSSELDORF 2019年) KD社のイベント用ヨットMS Rhein Poesie号に乗って、ライン河上からクリスマスでにぎわうデュッセルドルフを眺めてみるのはいかが でしょうか?ランチ・ブランチ・ディナーの3タイプが用意されており、街中の喧騒を離れ、優雅に船上からクリスマスの町並みを楽しめま す。費用は16€~68€。 Info:https://www.k-d.com/de/events/kategorie/duesseldorf-1/ おすすめクリスマス市   RBスタッフが実際に訪れて、印象に残ったデュッセルドルフ近郊のクリスマス市を紹介します。 Nürnberg   Bonn   Aschaffenburg   Rothenburg  ロマンチック街道の観光名所、ローテンブルグ。メルヘンの世界の中でマルクトを味わえます。 名物のシュネーバルのお菓子のお店に覗くのも楽しい。 場所:市庁舎前の広場 イースター
12月に入るとドイツ各地で開かれるクリスマス市(Weihnachtsmarkt)、ドイツの特許のようになっていますが、その歴史はいつ頃からはじまったのでしょうか? ドレスデンのクリスマス市が最も歴史が古いと考えられています。1434年にはクリスマス市があったという記述が残されており、有名なニュルンベルグのクリスマス市より古いと言われています。実際ニュルンベルグのクリスマス市がいつ頃から始まったのか正確な記録は残っていませんが、その存在の最も古い記述は1628年となっています。その他の歴史あるクリスマス市では、Augusburg、Bad Wimpfen、Frankfurt、Rothenburgで15世紀までその歴史を遡ることができます。またLübeck、Regensburg、Stuttgart も伝統的なクリスマス市として有名で17世紀には存在していました 当初は「冬の市」や「ニコラス聖人市」として始まり、徐々に現在のクリスマス市の形に発展していきました。かつては現在と違い1日か2日しか市が開かれず、また小屋も建てられませんでした。Hamelnのクリスマス市では道の上に商品が置かれ、売られていたという話があります。 デュッセルドルフのクリスマス市 クリッペにちなんだ動物達も登場! Schadowplatz のクリスマス市 クリッペを売る小屋 Krippeとは? 直訳すれば「飼い葉桶」 ベツレヘムへ向かう途中の農家の家畜小屋でキリストが誕生したときに、馬小屋の飼い葉桶をゆりかごとして使ったとされる事からキリスト誕生の様子を表現した飾りをクリスマス・クリッペと呼びます。この慣習は1223年のクリスマスに聖フランチェスコが模型ではなく、実物の飼い葉桶とロバ、牛を岩穴に置き、飼い葉桶を祭壇として儀式を行った事から始まったとされています。16世紀の中ごろにはすでに、イタリア、スペインでクリッペを飾る事が習慣になっており、その後、南ドイツの教会や領主の居城にも飾られるようになりました。現在、ドイツではどのカトリック教会でもクリッペを見ることができます。最初のAdvent に家畜小屋が組み立てられ、聖家族(イエス、マリアおよびヨゼフ)が置かれます。東方の三賢人も早くから飾られる事が多いのですが、彼らが家畜小屋に到着したのは1月6日とされることから、この日まで待ってクリッペに飾るところもあります。  〈Krippeミニ知識〉 ●クリッペで有名な地域としては、イタリア・ナポリ地方、チェコ・ボヘミア地方、ポーランドなどがあげられます。ドイツ国内ではアルプス、エルツ、ミュンスター地方などが知られています。各地方の風景・建物をあしらった中に民族衣装をまとった聖家族が飾られていたりもします。 ●時代によって作られるクリッペに特徴があるものがあります。16世紀ごろからはKastenkrippe と呼ばれる箱型のもの、18世紀のエルツ地方ではKrippenpyramiden、19世紀からは紙製のクリッペなども作られるようになりました。手作り工作キットは子供へのプレゼントとしても用いられ、簡単なものから複雑なものまであります。また、ガラスケースに入ったクリッペなどもあります。   展示期間:  開館時間: 火曜‐土曜 11‐17時  日祝 11時‐18時 住所: Clemens-Sels-Museum Am Obertor, Neuss Info: www.clemens-sels-museum.de  海外でもドイツを代表するクリスマスマルクトとして一番に名があがるのがニュールンベルグ。フランクフルト、ドレスデン、ミュンヘンのちょうど真ん中に位置し交通アクセスも良いその上、バイエルンで2番目に大きな都市という割にはその中心部はとても静か、ドイツと言えば頭に浮かぶ街を取り囲む城壁、城、清流ここではペグニッツ川、もちろん教会に仕掛け時計すべてがそろっていることがこの街に人が集まる由縁かもしれません。ここのクリスマスマルクトの中心はFrauenkirche(聖母教会)前のHauptmarkt、そこには、かわいい赤と白の屋根を持つお店が並んでいます。この町名物は香辛料の効いたお菓子Lebkuchenです。14世紀からの歴史がありZimtの入ったWeihnachtstee(シナモン入りのお茶)やFruchttee(フルーツの香りのお茶)とも愛称が良いです。そして忘れてはならない香草いりのNuerunberger Wurst。何でも大型のドイツでは珍しく小さなソーセージでパンに3個ほど焼きソウセージがはさんであります。今ではドイツどこでも手に入るLebkuchenとNürnberger Wurstですが現地で食べると一段とおいしく感じるのは不思議です。日程:Info:www.weihnachtsmarkt-deutschland.de/ 東西統一前の暫定首都ボンへはライン川沿いに南方へデュッセルドルフから車で約1時間です。ベートーベンはこの街で生まれここの大学で学び22歳まで過ごしました。ベーとベンの銅像が建つMuensterplatzがこの街のクリスマスマルクトの中心です。ベートーベンの銅像の後ろには観覧車、ベートーベンもクリスマスマルクトを楽しんでいるような光景です。すぐそばのMarktplatzにはお店はありませんが市庁舎、大きなモミの木、広場の中心のオベリスクがライトアップされとてもきれいで静かです。場所:Markt日時:Info:www.weihnachtsmarkt-deutschland.de/ デュッセルドルフから車で150分程、ヨハニスブルグ城の前の広場にたち、大きめなピラミッドが目印。今年のグリューワインのカップは、濃紺にゴールドの文字が書かれている。目の前のお城見学もできるので、マルクトだけでなく観光もすると楽しい。路上駐車は難しく駐車場に入れた方がよい(トイレ有)Info http://www.info-aschaffenburg.de/    Soest  ゾーストは中世の頃は商業、工芸産業で栄え人の集まる賑わった街でした。今ではドイツ中で食べられるどっしりとした重みのある黒いパンPumpernickelはもともとこの街のライ麦パンです。またSoestのビールも有名です。ここでは伝統産業に支えられたSoestらしいクリスマスマルクトを感じることが出来ます。パンの職人さんがその場でこねて作ったどっしりとした丸パンを釜で焼き上げアツアツで美味です。パン職人さんは肩にビール瓶をひょいとかけ肩越しにビールを飲むなどパフォーマンスを見せるなどちょっとひょうきんなドイツの職人芸を楽しむことが出来ます。Info:www.weihnachtsmarkt-deutschland.de/ 場所:Petrikirchhof  
※2000年作成 ”Frohe Ostern!!” イースターの季節が近づくと店のショーウィンドウやデパートの特設売り場にはデコレーションの品々が綺麗に 並べられますが、その中でも目をひくのはイースターならではの゛卵゛でしょう。 卵には大きく分けて二種類あります。ひとつは色付けをして室内や庭のあちこちに隠し子供がそれを探すゲ ームに使うゆで卵、もうひとつは生卵の中身を出して殻に絵付けをして新芽のついた枝などに吊るして室 内に飾るものです。 現在では市販のものも種々出回っていますが、やはり家庭で手作りするのが伝統的でその為の道具も数 多く売られています。 手作り卵用の道具あれこれ Eierfarbe(染料)→ゆで卵を作る際に水又は湯に溶かして着色してしまう。 Farbestebchen(スティック状の染料)→ゆでたての卵に色付けしたり絵を描いたりする。 その他に最近では自然派ブームで、たまねぎの皮やあかね草、ゼニアオイなどを使った草木染めなどもあります。絵付けは普通の絵の具も使 われていますが、デパート等イースター特設会場へ行けば専用の絵の具が売られています。 卵の中身を出す道具:卵の上下に穴をあける針と、その穴を通して中身を押し出すスポイトがセットになっているもの。これがあれば生卵の 中身を殻を壊さず上手に取り出せます。 卵型グッズには他にも木製のものや、色とりどり大小さまざまなろうそくなどもあり、ちょっとしたお部屋のインテリアに最適です。 春になると真っ先に花を咲かせる水仙はその色合いからもイースターのイメージにぴったりでドイツ語でOsternglockenすなわち「イースターの 鐘」と名づけられています。その鐘を思わせる花の形が好まれているのでしょう。 その他にもこの季節に花屋に並ぶさくら草やチューリップ、ヒヤシンスなども好んでイースター用のフラワーアレンジメントに使われています。 うさぎ 春先にたくさんの子供を産むうさぎは、子孫繁栄のシンボルと言われていてやはり新しい生命の誕生を思 わせる卵と結びつけられました。イースター当日の朝に「うさぎが隠した卵を探すゲーム」をする由来です。       料理 イースター当日の朝は子供が庭や部屋のあちこちから探し出したゆで卵をはじめ、卵料理を中心に楽しまれます。夕食のメインディッシュには 羊肉やうさぎ肉の料理が一般的ですが、両方とも苦手とおっしゃる方には、羊型やうさぎ型をしたミートローフ用の型も売られています。羊はキ リスト教の「子羊の生贄」から由来したものです。 菓子 卵やうさぎ型のチョコレートはスーパーに山と積み上げられていますし、絵付けをする為に取り出した卵の中身でケーキやクッキーを焼くのもいい ですね。イースター用にうさぎや羊などのケーキ型、クッキー型も出回っています。 Frau Kirchenbücher  「イースターの飾り見せてください」 Karnevel (カーニバル) ※2006年作成   カーニバルの語源 カーニバルの語源には諸説ありますが、"Carne vale!"(肉よ万歳!)からきているという説が一般的になっているようです。 一方で、語源はラテン語の "Carrus navalis"で、その意味はドイツ語で"Shiffkarren"(春と豊穣の女神達が乗る箱型の 乗り物)という説もあります。ドイツではこれを重んじて、毎年パレードには船の山車があり、それにPrinzとPrinzessinが乗って いるそうです。 もともとカーニバルとは、キリスト教以前に遡る、春の到来を祝い、豊穣・多産を祈るゲルマン民族のお祭りだったそうで す。1091年にイースター前の断食期間(Fastenzeit)が宗教会議で制定されることにより、それまで地方によりばらつきの あったカーニバルの暦がほぼ統一されました。Karnevalは今日でもキリスト教の公な行事ではなく世俗的な行事です。各地で 宗教に関係なく多くの人が祭りに参加し楽しむことが出来るのもその所以です。 (現在でもごくわずかですがプロテスタントの影響を強く受けた地域では"alten Fastnacht"、 "Bauernfastnacht"の呼び名で独自の日程で行われています。) 【カーニバルの呼び方いろいろ】 デュッセルドルフ及びケルンでは"Karneval"、南ドイツ、ザクセン、スイスでは"Fastnacht"、バイエルン、チューリンゲン、ブラン デンブルク、オーストリアでは"Fasching"と呼ばれています。 カーニバルのスケジュール  1)Hoppeditz: デュッセルドルフのカーニバル開始宣言は、前年の11月11日11時11分に行われます。Altstadtの市庁舎前で、市長よりカ ーニバルの精 "Hoppeditz"の目覚めが宣言されます。 このHoppeditzはカーニバルの後、「灰の水曜日」に火葬され、翌年の11月11日に目覚めるまで眠りにつきます。キリスト教 に深く根付いた生活の中では11という数字がもともと道化を意味します。(モーゼの10戒、12使徒から1~10と12は意 味深い数字とされている)。"Elfter im Elften"はライン地方のカーニバルの開始の合言葉ともいわれます。
イースター(復活祭)はドイツ語でOstern。 キリスト教独特の習慣であるため日本人にはまだなじみの薄い行事ですが、キリスト教信者に とっては十字架にかけられたイエスキリストが復活をした日ということで、クリスマス同様1年で最 も重要な祝日です。 ドイツにおけるイースターには、ひとつには先にあげたキリスト教の宗教的な行事、もうひとつには ゲルマン民族に古くから伝わる「春の訪れを祝う祭り」という民衆的行事から由来したものと二 つの意味あいがあります。イースターの際ペイントした卵やうさぎの置物を飾ったりするのは後者 の春祭りを祝う為のものです。 またイースターの日にちは、春分の日以降最初の満月のあとの日曜日と決められているため毎 年変わります。 なお、家庭でのイースターのデコレーションは原則的には当日の朝行うものです。というのもその 2日前の聖金曜日(Karfreitag)とは、宗教的にはイエスキリストの死を悲しみ、華やかな事 を避けて静かに過ごす日とされているからです。しかし今日ではイースターを季節の行事としてと らえ、一般の家庭でも早くから室内の装飾を施すようになってきました。 皆さんもそれぞれのセンスで部屋の中を春らしくアレンジしてみてはいかがでしょうか。
KirchenbücherさんはSauerland(ザウワーラント)にあるSiegen(ジーゲン)市にお住 まいです。もともと手工芸の好きな彼女ですが特に30年以上作りつづけている「イースターの 卵」は、例年フランクフルトとジーゲンで展覧会に出品しているほどすばらしいものです。今年も すでに200個以上作ったそうですが、毎年半分以上は友人や関係者にプレゼントしてしまう そうです。 彼女の作品の絵柄は、ドイツの伝統的な柄からアイデアを得たものです。「毎年の流行は確か にあるし、又その中から得るものもある。が、私は私の美しいと信ずるもの、感じるものを創作し たい」とKirchenbücherさん。 アンティークの家具を時間をかけて修理して磨き、実生活で上手に活用するなど古き良きドイ ツの伝統を大切にしながらも、しかし決して保守的で古くさくならないところが彼女の作品の人 気の理由でしょう。
 そんな彼女からのアドバイス; 〈作るとき〉  ・卵は中身をよく出して洗剤で洗い完全に油気を抜くこと。  ・色付けにワックスを使うと一番色合いが美しい。  ・なにより決してあせらず、豊かな気持ちで作業すること。 〈飾るとき〉  ・色の系統をそろえること。  ・自然のもの(たとえば、小麦、乾燥させたラベンダー、苔、わら、石など)を上手に使うこと。 Kirchenbuecher家のイースターに欠かせないもの。それは、卵とうさぎだけでなく、水仙やレンギョウ などの花、羊やうさぎの型で焼くケーキ、砂糖の入った甘いパンなどです。イースターの朝、家族で囲む 食卓で色つけしたゆで卵の先をぶつけ合い、勝負して”その年のツキ”を占うのも楽しみのひとつだそうで す。
<カーニバルのKönig> デュッセルドルフには、Karneval Vereinがいくつもあり、毎年そ のVerein全体の中から一人、Prinzが選ばれます。そし て、PrinzessinはPrinzによって選ばれるそうで、よってPrinzessin はその年によりPrinzの奥様だったり、姉妹、いとこだったり、お 友達だったりするのだそうです。   <Karnevals-Prinzessin 2006> 毎年選ばれるカーニバルのプリンスとプリンセスですが、これは
2)Karnevalに向けて クリスマス関連のお祝いである1月6日のDreikönige(主の公 現の祝日)の後、KarnevalのPrinz(プリンス)、Prizessin( プリンセス)が大衆に姿を見せ、再びKarnevalの到来を告げす。 KarnevalssitzungまたはKarnevalssessionと呼ばれる仮装パ ーティや、Maskenbaelleと呼ばれる仮面舞踏会は1月6日以降 各地で盛んに催されます。孔雀の羽を帽子につけ独特なコスチュー ムのPrinz、豪華なドレスをまとったPrizessinはここでもヒーローで す。
Karnevalssitzungの様子
"Karneval"とは、日本語では「謝肉祭」の意で、ドイツ語では  "Fastnacht"、"Fasching"など様々な呼び名で呼ばれます。 キリストの復活祭(イースター)の46日前(平日40日と6回の日曜)が  "Fastenzeit"(断食期間)の初日である"Aschermittwoch"(灰の水 曜日)です。カーニバルのお祭りが行われるのはその前の6日間 で、"Weiberfastnacht"(木曜日)から"Fastnacht"(火曜日)です。 しかし、実際にはカーニバルの幕開けはその数ヶ月前の11月11日11時11分 で、カーニバルの締めくくりはFastenzeitの初日であるAschenmittwochで す。  ライン川周辺では、デュッセルドルフの他にケルン、マインツのカーニバルが規模 が大きく有名です。
仮装した人々
Adventskalender 12月1日~24日までのカレンダー。種類はいろいろありますが、子供用だと、お菓子 やおもちゃ、クリスマスの飾りなどが日付の裏に隠されています。良いことをしたご褒美に、そ の日の日付のところ1ヶ所だけをあけることができるのです。子供達はそうやって、待ち遠し いクリスマスまでの日々を数えながら過ごします。 アドベンツカレンダーは1903年に印刷会社を経営していたゲルハルト・ラングさんによって初 めて製作販売されてから、今年でちょうど100年になります。 ゲルハルトさんが子供の頃に12月になるとお母さんが作ってくれたビスケット入りの24個の 袋からアドベンツカレンダー製作のヒントを得ました。 最初のアドベンツカレンダーは、片面は1から24の数字の印刷された小さなポケットが付い ており、中にはクリスマスのお話や詩が入っていました。裏面にはそのお話に関連した絵が入 っていて、その日のお話に合ったポケットに入れていくようになっていたそうです。 今では手芸用品売り場や本屋さんで手作り用キットが販売され、一工夫すると簡単にオリ ジナルのアドベンツカレンダーを作ることも出来ます。